行雲流水~XYZな日々と韓国と~

思うまま、気の向くままのお気楽blog。主に推しへの愛語りと好きなものについて綴るだけ。

THE FIRST SLAM DUNK🏀をやっとこ見ました

はい✋
今更感すごいんですが見ました

これ、2022年に公開されたのにね
あんなに大騒ぎで話題になったのにね

出典元:映画SLAM DUNK公式サイト

Netflixで配信になって
「お。配信開始した。」ってな感じで
それでもしばらく悩んでの開封となりました🏀

いや、そもそもなんで映画館に観に行かなかったのか?
円盤も買わなかったのか
配信開始後すぐ観なかったのか


以前ブログにも書きましたがね
「SLAM DUNK」は私の人生好きな漫画TOP3に入る作品なんですよ
原作何回も何回も読んで(セリフ覚えるくらいにね)
アニメも何回も何回も観て(こっちもセリフ覚えるくらいにね)
完全版はなかなか買えずにいるけど(タイミング逃し中)

本当に本当に大好きな作品なのになぜ??
そんなの大好きって言えるか?という方も多いでしょうが
なんとなく渋ってしまったのよね…好きとあれば即行動の私が…

それは直感だったのか
それともキャストの一新だったのかはわからんが

とにかく劇場に行かなかった


そんな私が先日、珍しく夜、眠れなかったというのも手伝って
ついに観ました

 

率直な感想をここに書こうかなっとキーボードを打ち始めましたよ



※あくまでも個人的な主観・感想でごじゃーますので
意見が合わない方は読まんでくだされ✋


映画スラムダンクを見た個人的な感想
 
まず、ここで述べる感想は
作品を否定するわけでもないしこき下ろすつもりもないし愚痴るわけでもない
素直に感じたことを書き綴るつもり


ひとつの作品として観たときには
素晴らしいと思った(これは本心よ。忖度でなくてね)
全世界が熱狂し、絶賛され、とんでもない興行収入を叩き出したのも頷けた

www.fnn.jp

 

ものすごい数字よね
これが凄さと面白さを物語っている

実際観てみて思ったのは
音楽も良いし
何より作画も綺麗
そして躍動感があってとにかく臨場感がすごいね
劇場で見たらもっと凄かったんだろうなと思う

ニュース記事を読んだら”リアルさ”は作者の井上雄彦氏の方針だったんだね
今回監督・脚本もされていたと。
そりゃぁ面白いし話題になるよね

作者自ら監督ってなかなかないだろうからそこには並々ならぬ思いもあって
ずっと頭の中にあったものを長い時を経て形にできて、とても達成感はあっただろうし
ファンにしても本当に感動よね(実際映画化決定したときは私も小躍りした)


ただ、私が映画を観て率直に感じたことは

 

「ラーメン屋でラーメンを頼んだら
ちゃんぽんが出てきた」

って感じでした(わかりずら)


分かりづらい表現ですいませんね笑

実は以前2019年に公開された
「劇場版シティーハンター」の口コミをたまたま見かけた時に
「ラーメン屋でラーメンを頼んだらラーメンが出てきた」
ってのがあって笑
すげー笑ったのよね
ほんとそのとおりだわ!!!!って笑
王道のストーリー、音楽、キャラ設定に至るまでホントまさにシティーハンター全部乗せだったから
シティハンに関してはキャストも当時のままだったから余計にラーメン感笑


ちょっと余計な話挟んだけど、今回はその表現を使わせてもらいました

作品としてはとても素晴らしいんだけれど
私には刺さらなかった…

要は

私が観たかった
SLAM DUNKではなかった

(イメージしていたものと違った)

 

 

ただそれだけのことですな





まず、これが
原作にはなかった「宮城リョータのバックボーン」に焦点を当てて作られたというのは
わかる(というか旦那に聞いた笑)
他のメンバーは何かしら過去を語られていたけど唯一宮城はなかったから
それを描きたかったとな、井上先生。
「宮城が主役」の物語であるのが大前提だから
それを頭と心に入れて観るもんなんだろうなともわかる

この時点でそもそも私の観たかった”原作通り”っていうのから外れていた
”スポットがあたっている所”がまず違うんだものね

が、しかし
やはり私の中で”桜木花道”がSLAM DUNKの主人公であるのだ


そして今回映画で宮城の過去とリンクしながら展開される試合は
SLAM DUNK原作のラストを飾った
大好きで大好きで何回観ても感動しかしない山王戦
いろんな考えや思いがあるのもちろん分かるが
私は山王戦を見るなら”原作通り”に観たかったので
やはり受け入れがたかったんだな〜きっと
原作らしいギャグとか欲しかったな…(魚住のカツラムキは若干令和にはウケないだろうが笑)
あくまでも”宮城の話”が主体であって”山王戦”メインじゃないわけで
それなら”山王戦”にしなくても…て思っちゃったよ
そもそも”山王戦”をがっつりアニメでやろうと持ったら2時間じゃ無理だもんな

でもこの話を作るにあたって山王戦じゃなきゃ意味がなかったのかもしれない
色々あるのはわかるが
それを踏まえた上で、
それを理解して頭に入れたうえでもやっぱり…というお話で。
ブログを書いております





山王戦は本当にずっとずっとアニメで観たいと思っていたから余計に…
アニメはものすごく中途半端に終わってしまったから消化不良もあったし
いつか原作を最後までやってくれないかな〜なんて期待もしていたから
映画復活に食いついたけど
私の中では「違った」んだなぁ…

でも原作者本人が最初から最後までやりきった作品なんだから
きっと私にはわからない理解が追いつかないものがたくさん詰まっているんだろう
”リアルさと丁寧さ”、”誇張しすぎない表現”

それを突き詰めた結果が今回の映画だったんだよね
どうやら私にはそれが物足りなかったみたいだ

そもそも求めるもののスタート地点が違うから仕方ないわよね、うん。



「左手は添えるだけ」

ちゃんと聞きたかった…🥲

そして桜木❌流川の名シーン

 

 

 


バスケのW杯公式さんがこんなツイートをするくらいの

スラムダンク史上最高の名シーン(と思っている私は)


ものすごく素晴らしいしやっぱり原作で観ても泣くし
映画で観たら泣いたけど


その前までの展開がわかるからこそってのもあって
あの2人がこの行動をするのがどれだけ感動するのか
どれだけ凄いことなのか…とかさ


上に書いた「左手は…」もそうだし
最後に桜木が決めることにどんな意味があるのかとか、
それでどうしてこんなに感動するんだとか…
そーゆーのに対しては今回はスポットはあたってないってことなのよね
あくまでも”宮城リョータの物語”



itplanning.co.jp

 

井上先生も書いてるように

知ってる人には、
知ってるけど
初めて見るスラムダンク

 

ここなんだろうな~って納得しつつも

私はなんとなく消化不良で着地しました🙇‍♂️

 

 

 



あとはやっぱり”声”
わかっていても、わかっていてもどうしてもオリジナルキャストで脳内再生されてしまう
レギュラーアニメを視聴してた時ってもうまさに声優がっつりどっぷりの時代だったの
私がさ
だからどうしてもね…
もちろん世代交代が当たり前なのもわかるし
むしろ新しくしていくべきだし(やっぱり声優さんも歳を重ねるし昔のままなわけないし)そしてそれをこちらも受け入れるべきなんだけど
どうにも”声”に関しては譲れない自分がいてほんと歳取ったんだなと思うわ笑
受け入れられる作品もあるんだけどね
自分の思い入れが強かったり大好きな声優さんが大集合の作品だったりすると
どーにも笑

いや、でも正直、赤木、木暮、三井は違和感なかったなぁ(特に赤木)
宮城も違和感なかったけど私は塩屋翼さんのリョータがものすごく好きだったから…
(本当に独特で唯一無二な声質で本当に好きだった)
ちょこっと寂しい感じはしたけど…それでも良かった

桜木と流川は低かったなぁ〜声
流川はともかく桜木も声に抑揚があまりなくて桜木っぽくないなって思ってしまった
まぁ宮城より目立っちゃだめなのかもしれんけどね
そーゆー演技指導だったのかもしれないし
…としてもやっぱり個人的にはなんとなく物足りなかったなぁ

木村昴決して下手じゃないけど桜木ではなかったの私の中ではね

個人的に最強だなって思ったのは山王の選手沢北の声
調べたら武内駿輔だったわ!!!
まじかまじかだったわ。
今回のSLAM DUNKの中でぶっちぎっていい声だったわ
さすが武内…

 

 

とまぁ。


こんな感じでした。


大絶賛の作品だからなんとなく私がおかしいのかな〜なんて思って色々見てたら
同じような感想の人もちらほらいて
やっぱり感じ方は人それぞれなんだなって思った。


だって私があんなに力説した「実写版シティーハンター」だって
絶賛する人、そうじゃない人はいるし
アニメの劇場版にしてもそう



 

やっぱり感じ方は十人十色だわね


でもやっぱり「SLAM DUNK」は偉大で素晴らしい作品だし
未来永劫語り継がれていくべきだという思いは全く変わりません✋




まだ未読、未視聴の方は絶対一度は読んでほしい見てほしいと思います🏀