はい。
一度では語り切れなくてはみ出しましたナポバナです✋
キルミーヒールミー語り切れないのよ!わかるでしょ?(誰に聞いてる?)
今回は私がドラマ見てる中で一番震えた名シーンについてと
キルミーヒールミーと言えば!
チソン氏七変化!!!
魅力しかない人格達語らせてくれ!!!
本当に1人1人の人格が愛おしくて切ないね。
そして1人1人生まれた理由や名前の由来が明らかになる時、そして消えて行く時は
涙なしでは見れないのよ!!!(もうすでに語り過ぎてる感)
出典元:킬미힐미公式HP ©︎MBC
七人の人格
主人格
チャ・ドヒョン
スンジン財閥の御曹司。DID(解離性同一性障害)。
人格交代が起こっている時の記憶はなくていつも別人格達の行動の尻拭いに孤軍奮闘。
いつも孤独で救いのない中で生きてきた。
温厚篤実で超絶イケメン。でも目には力がなくてどこか物憂げで悲しげで弱々しい印象。人に気持ちも見せないし、感情の起伏もない。悪く言うと”つまらない”
でもそうなんだよね。「喜怒哀楽」全部他の人格に預けちゃった感じなんだもの。
いや、哀しみの部分はずっと持ってたのかなー。
でもリジンと出会ってからその瞳に光が宿り、感情表現も豊かになり始める。「喜怒哀楽」がモロに出てくる。リジンの実家に行った時とか本当に楽しそうにしてたし素敵な笑顔だし…心に傷を抱えて殺伐とした人生を歩んできて、初めて温かい心に触れて嬉しかったんだろうなぁ…
封印していた記憶と向き合う事を決めて調べる中で
「チャ・ドヒョン」という名前はリジンの本名であり、もともと戸籍のなかった自分がその戸籍をもらい存在してきたと知って失っていた辛い記憶と向き合うことに。
一度はリジンとの別れを決断するも、その決断の方が自分には無意味だと気付いて
共に乗り越え、側にいてリジンを守り続ける事を誓う。
このドヒョンの心の変化も本当に丁寧に演じられていて少しずつドヒョンの心が救われていくのがとても分かった。ほんとチソン氏の演技凄すぎたよ。
チソン氏はインタビューで「多重人格」という役柄を演じることに
不安はなかったと答えているんだけど(凄すぎ!!)
「むしろ、チャ・ドヒョンという人物の人生を、
いかに現実味を持たせて演じるかのほうが難しいと感じていました。」
と語っている。
チャ・ドヒョンと言えば(前回も書いたけど)
「차도현입니다.」(チャ・ドヒョンです)
どんなセリフより印象に残る。名前言ってるだけなのにね。
交代人格
シン・セギ
ドヒョンと完全に表裏の関係。感情で言えば「怒」が強いかもね。
かなり攻撃的で激しい性格。ドヒョンを消して主人格になろうとしている。
ドヒョンの一番辛い記憶の部分を背負っていて、だからリジンへの罪悪感が大きいし
守りたい気持ちも強い。てかそれしかないのかな。
すっごい尖ってるのに実は可愛いしある意味素直だし(欲望に正直というか)とにかく子供(笑)そしておバカなとこもあって憎めない。リジンには逆らえないし🤣
「リジンが絶対ルール」なんて言ったりして忠誠心にも近い愛情。
リジンととにかく遊びたい(笑)幼い頃の記憶が強いから。側にいたいし、いて欲しい。愛しているし、愛して欲しい。幼い頃にリジンが望んでいたことも覚えているから叶えてあげたい、喜ぶ顔が見れるなら何でもしてやりたい。
優しくてロマンチストで一途!!!ずっと「自分を選んで欲しい」って伝え続けたけど
リジンの側にいれるのは自分じゃないってわかって、最後には消える事を決める。。。
でもそうすることが「リジンと共に在り続けられる」って納得した上での決断だったから、最後にはドヒョンと拳を合わせて消えていった。
リジンが恩師のソク先生と話している時に
「2人は妙に似てるんです。似てる部分を見る度に互いを理解させ仲直りさせたいと思います。セギはチャ君から出た傷のかけらだと思います。最も手がかかって、最も慰めが必要な傷」と話していて、本当によく理解しているなと思った。
(2人とも前髪にこだわりあるのとかも面白かった)
その傷のかけらが浄化した瞬間は本当に涙でぐしゃぐしゃだった
セギの名前の由来も切なすぎた…😫
リジンを守る為に火を放ったセギ。その時に使ったマッチの名前が
"NEW CENTURY MATCH"
"新世紀"= ”신세기”
幸せにな
俺はお前だ
だから、カッコよく生きろ
交代人格の中で誰よりもドヒョンに近くて辛いものを背負ってきたセギ。
そんなセギが最後にドヒョンに伝えた言葉。
最後までセギらしくてかっこよかった。
そしてやっぱり優しさに溢れてる男だった。
ドヒョンはセギでセギはドヒョンなんだよね。
フェリー・パク
酒と釣りと船が好きな陽気な超ポジティブおじさん
殺伐とした中でもフェリーが出てくると笑っちゃうのよ(笑)
田舎者感丸出しでホント癒しキャラだったと思う。爆弾作り得意ってのが「なんで?」って思うけどそれも笑っちゃうのよね🤣
ドヒョンの父親はリジンを虐待していた恐ろしい存在だけど、幼少期、港町で母と3人でひっそりと暮していた時は優しくて明るかった。そんな思い出と父親への愛情から生まれた人格。
火事の中からリジンを助けられなかった罪悪感があった事から革ジャン事件でセギを呼び出すために捕らわれたリジンを助けに向かったのはフェリーだったね。
あの時誰も助けてくれなかった(と思っていた)少女をちゃんと助ける事ができた。
「いつか自分の船が欲しい」と語っていた父親に「僕が買ってあげる!」と言った幼い頃のドヒョン。その時父親が言った船に刻みたい名前が
「フェリー・パク」(港町で生活していたころは”パク”と名乗ってたからね)
実は交代人格の中で名前の由来が判明した時と人格がドヒョンの中から去って行く時、一番大号泣したのがフェリーでした。
最後にドヒョンへの伝言としてリジンに「自由に生きろ」と伝えて去っていった
周りが期待する生き方をするんじゃなく
分をわきまえて好きなことをすることだ
そんなふうに生きても怒られないことだ
幼い頃に父親から教えられた「自由」の意味
フェリーは「父親への愛情」だけでなく「自由」の象徴でもあったのよね
この敬礼なんか泣かずにいられるかよ
ほんとなんで爆弾?笑
もうまじでおじさんに見えるから不思議!
アン・ヨソプ
自殺願望のあるヨソプ。
見た目はハリーポッター。高校生。17歳。てかふつーに高校生やるってすごくない。
当時38?とかよねチソン氏。絶対凄い。演技力だけじゃなくて若々しいその容姿も魅力であり才能だよね。
人間として最も重い「死」という部分を担う人格。
それゆえにその目はどこか悲しげで遠くを見ているようなんだけどとてもキレイに見えるのよね〜。キラキラしていて「生」を思わせる光があるようにも見える。
「生と死は表裏一体」とも言うけど…
多重人格であることで他人に迷惑をかけるのが嫌で誰とも関わらず孤独に生きてきた中で「死にたい」と思ってもそれは許されず。辛くても「生きる」選択をしてきたドヒョン。その苦悩が具現化したのがヨソプなのかなと。
絵画やクラシックが好きな芸術肌。オメガの小説を「文章力が乏しくて魂が汚される。」と言ってもう読まないってバッサリ(笑)なにかリオンに恨みが?😂
高校生の頃に初めて自殺を図り、優等生だったせいで大騒ぎになったらしい。
キリスト教主義の学校だったらしく、当時つけられた洗礼名が「ヨソプ」
「もうドヒョンさんは死にたいと思わなくなった、だから僕は消えるかも」と
リジンに別れを伝えに来たシーンはボロボロでした(いっつも泣いてるオバハン)
「時間があるなら美しい詩を書きたい」と言っていたヨソプ。
書かせてあげたかった…(´Д⊂ヽ
そんなヨソプが最後に残した言葉は
「風が吹く、生きねばならない」
そして「さようなら、ありがとう」と言って消えていった。
いや号泣よね(また泣く)
ドヒョンに対する何があっても「生きていけ」というメッセージだったのかもしれない
アン・ヨナ
キタキタキターーーー!!!待ってました!!
大好き❤もう大好き❤
アイドルの登場ですよ〜!!皆様!!!
17歳の女子高生🎶青春真っ盛りのとにかく底抜けに明るくてアイドル大好きヨナ🐰
そしてヨソプの双子の妹です✋
ヨソプが「死」を担う存在だったのに対して「生」の存在。
ヨソプいわく「生」への執着で生まれた人格なのだそう。
とにかくね、ヨナが出てくると爆笑。楽しくてずっと出ててほしいって思うくらい🤣
「生」に対する執着…とにかくパワー全開。いつでも大騒ぎなトラブルメーカーなわけ!でもそれが見てるこっちにしたら楽しすぎるし笑顔になっちゃう。普通にしんどい時ヨナの騒いでる動画見たくなるくらいファンだもん(笑)
超毒舌でリジンにも「歯を見せるな」とかって舌打ちしまくりだしこの2人の喧嘩、ホントただの姉妹喧嘩みたいなのよ😂
そして何が一番楽しいかって
リオンが超お気に入りで追っかけ回しまくり!!
오빠〜❤❤
って叫びながらクネクネしてリオンに飛びつくのとか超可愛いし爆笑しかない。
そりゃ演技大賞でベストカップル受賞するわなꉂꉂ(˃ᗜ˂๑)!!
何よりこれを受けるパク・ソジュンの演技も最高!🤣
チソン氏の女子高生になりきってる演技ももちろん本当に凄いんだけどね!
物語の後半でドヒョンがヨナのフリをするシーンが出てくるんだけど、
その時はちゃんと「ドヒョン」なんだよね!声も低くて動きも弾けられてない控えめな感じに調整してて、本当に凄いな〜って思った!
ヨナが最後に残した言葉はリジンへのお礼だったね。
「とにかく、全部ありがとう。
あんたと、ケンカするのが楽しかった。
元気でね」
ナナ
出番こそ少ないけど実は超重要な人格だったナナ
正確にはこのナナというのは幼き頃のリジンが持っていたぬいぐるみの名前。
この少女こそ「リジン」だった。
リジンはずっとドヒョンの中にいた。
でも7歳からリジンに再会するまでずっと眠っていたんだそう。だからドヒョン自身もその存在に気づかなかった。
ずっと「チャ・ドヒョン」という名前を守ってきた
救急車に乗せられた時に意識が朦朧とする中で自分の本名チャ・ジュニョンではなく「チャ・ドヒョン」と名乗ったのも、その名前が、存在が消えないように…その時にナナという人格を生み出していたのかもしれない。
その後、母親に本名を呼ばれても返事をせず、「ドヒョン」と呼ばれて反応する描写がある。
人格を作り出すことでドヒョンはリジンとずっと一緒にいたんだね…。泣けるし
大人になったリジンと子供の頃のリジンの会話シーンはやっぱり号泣(また泣く)
「もう地下室にはいない。溢れるくらいの愛をもらってる。」
「あの頃おじさんに怒られていることで自分を責めないで。あなたは悪くない。もう苦しんだり怯えたりしないでね」と伝えてあげる
ドヒョンのそばには自分がいるからもう去ってもいいのよと。
そして幼き頃のリジン、”チャ・ドヒョン”は去っていくのよね。
帰り道がわからないから一人では帰れない。だから
「ミスターXを呼んで」と言って…
ミスターX
最後に突如出現したミスターX
彼はリジンの「父親」だった。
地下室で過ごしている時「父親に会いたい」と泣くリジンを見て
「必ず来るよ(迎えに)必ず来るから。今も空から見守っているよ。どこにいてもちゃんと見てる」と慰めていたドヒョン。
その想いが強くあって、ミスターXが生まれた。
それを知ったリジンは「私のせいで心のかけらが1つ増えたことは本当に申し訳なく思ってるけど感謝してる。私にとってチャ君は救いであり希望だった」と抱きしめる。
そしてそんなミスターXの最後に残した言葉。
「恐怖の大きさは自分の想像で決まります。恐怖とは自ら作り出すもので想像力の産物です。結果の出ている過去に想像力は必要ない。想像力は未来に取っていて下さい。未来のために使うのです。」
過去に捕らわれず
前向きに生きていけという力強いメッセージ。
ミスターXに「リジンは僕が守ります。もっと強くなります。」と告げたドヒョン。
それに安心したミスターXは去っていく。
娘を嫁に出す前の父と婿みたいな会話で、なんかとてもほっこりしたなぁ。
※画像は全て「킬미힐미」公式サイト ©︎MBC より
本当に魅力しかない人格たち
どうしても語りたくて語り倒してしまったけど
イマイチ語彙力乏しいのと想像力とかないしこうなんじゃないかな?って自分なりの分析解析みたいなのができないタイプだからなんとなくでしか語れてないけど。
最後にドヒョン(だったりリジンだったり)にメッセージを残して消えて行く瞬間は本当に号泣した。
細部まで設定されている脚本に改めて尊敬しかない。
本編の中で最も震えて大号泣の名シーン
ドラマタイトルの回収
韓国ドラマって凄いのがタイトルの伏線回収もするよね
(全部のドラマであるわけじゃないだろうけど)
キルミーヒールミーの伏線回収は当然号泣しました✋
第7話でヨソプが登場して屋上から飛び降りようとするのを間一髪で防いだリジン。
リジンに1時間で探し出せなければ飛び降りるって言い放っていたヨソプがリジンと電話しながらしていたのがスプレーで屋上に各人格達の似顔絵を描くこと。
そしてど真ん中には大きく「KILL ME」の文字が。
それを見たリジンは後日再びその屋上を訪れ、可愛い雪だるまを作る。
そして大きく書かれた「KILL ME」の文字の上から
「HEAL ME」
出典元:MBCdramaOfficial YouTube ⓒMBC
それを発見した時のドヒョンの表情…
もうたまらんよな!!!
本当に素晴らしきタイトル伏線回収!!!
いや~喋りすぎた!!!!ꉂꉂ◟(˃᷄ꇴ˂᷅ ૂ๑)ʬʬʬ
しかも対してタメになることも喋って無くて言いたいこと言ってるだけですいません。
ただのオタク。
しかしこんなに語りがいのあるドラマもないよね。
本当に素晴らしい作品で
この作品に出会えて本当に幸せだと思いましたわ。
韓ドラ好きな人は見てる人が多いと思うけれどまだ見てない人がもしいたら本当に見て欲しいなと思う!
もしここまで読んでくれてた人がいたとしたら本当にお疲れ様でした。
そしてありがとうございました🙏